私は
真面目、清楚、天然・・・私を埋めてきた言葉たちです。
良い意味で使われていますが、
表面の皮を守るようにと、
イメージのままであるようにと、
他の自分は出せないようにと、
何かに固められていた気がします。 言い訳でしょうか。
私はそんな面白くない自分が嫌いだった。
取り繕わないと誰にも理解してもらえない、
理解しようとしないと誰も味方ではいてくれない。
snsのフォロワーが少ない。
lineの返事が短い、遅い。
盲目だったかもしれない。
大衆に無条件に理解してもらえるアイドルや女優が羨ましかった。
ニキビ面やカチカチのセルライトを無くす努力をした。
でも学生の自分には甘えや欲の発生が至るところにありました。
もう劣勢の人生は不可避なんだと思った。
お金。お金があれば良い。
そうすれば、痩せる為の食事管理も、スキンケアも、エステや歯の矯正だって、
全部できる。
まだ、処女だったが、体はどうでも良かった。
ティーンズラブ読んでオナニーするし、
案外私向いてるんじゃないかなとか思った。
親には申し訳ないと思った。今は思わない。
1つに集中、躍起になってしまう性格は
行動力を早くした。
まずは水商売から始めたが、男を立て、嘘笑いをし、飲みたくもない酒を飲むのが嫌で辞めた。
だって、深夜に化粧してて肌は荒れるし、酒は太らせるじゃないか、という理由で。
今思うと、向き不向きは有るが、上手くやれれば良い仕事だと思う。
でも私は結果的に風俗が向いていた。
それを理解したのは始めて半年経った頃だった。